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2009年5月 2日 (土曜日)

世界で消費される食肉のうち50~60%を占める食材、それは豚肉。ぶーぶー。

 メディアの関心は新型インフルエンザ一色だね。
 数日前まで「豚インフルエンザ」と呼ばれていたのは、ブタ同士で感染するウイルスだった。ブタとは、ヒトやトリのウイルスに容易に感染するらしく、その体内において変異したウイルスがヒトに感染するようになったのが今回の騒動だ。
 一昨日、世界保険機関(WHO)は新型インフルエンザ感染拡大の警戒水準を「5」に引き上げた(下の表みて)。WHOによると「新型インフルエンザ史上、もっとも警戒準備の整ったウイルス」らしい。調べてみると、インフルエンザの流行が科学的に立証されたのは20世紀初頭らしく、それから4度のパンデミック(大流行)があったようだ。

●「スペインかぜ」(A/H1N1亜型)
 1917年から1919年にかけて世界各地で猛威を振るう。感染者6億人、死者2000〜5000万人。日本でも人口の約半数が罹患し、約40万人の犠牲者が出たと推定されている。
●「アジアかぜ」(A/H2N2亜型)
 1957年4月に香港で始まった。東南アジア各地、日本、オーストラリア、さらにアメリカ、ヨーロッパへと急速に広がる。発端は中国南西部と考えられる。死亡者数はスペインかぜの1/10程度。日本では300万人が罹患し、5,700人の死者が出た。肺炎による死亡者の中で黄色ブドウ球菌の二次感染が注目された。
●「香港かぜ」(A/H3N2亜型)
 1968年から翌69年にかけて流行した。6月に香港で爆発的に流行し、8月に台湾、シンガポールなど東南アジアへ、9月に日本、オーストラリア、12月にアメリカでピークを迎えた。ヨーロッパではあまり流行しなかった模様。香港では6週間で50万人が罹患し、全世界で56,000人以上の死者が出た。日本では14万人が罹患、記録によれば2,000人が死亡。
●「ソ連かぜ」(A/H1N1亜型 スペインかぜと同じ型)
 1977年5月に中国北西部から始まり、12月までにシベリア、西部ロシアへ広がり、日本で流行。さらに翌年には、アメリカ、ヨーロッパ、オセアニア、南米にまで拡大した。1950年前後に流行したイタリアかぜと同じウイルスだったので、ある年齢以上は抗体をもっていたため、流行当初は小児と10代の若年層に限られていたが、連続変異によって他の年齢層にも広がりをみせた。

「現在は、Aソ連型、A香港型、およびB型の3種類のウイルスによって複雑な流行の様子が見られます。」か。なるほど。
 スペインかぜだけベラボーな死者だけど、これは、多くの貧困層を抱えた発展途上国では衛生面に問題があり、インフルエンザウイルスに感染して体力が低下したのち合併症を引き起こしたのが原因とされている。インフルエンザウイルスは変異したときが怖いということか。今回、大流行の兆しがあるウイルスは「H1N1亜型」で『未知の凶悪殺人ウイルス』というわけでもなさそうだから、必要以上に神経質となることもなさそう。
 とにかく外出から戻ったら手洗いとうがいが基本だ! ついでに顔も洗うとなお結構。
 ところで、エジプトでは新型インフルエンザ対策として、国内で飼育される三十万頭以上の豚の全処分に乗り出したという。カイロ近郊では、飼育業者が処分に訪れた保健省の車両の進入を防ぐため道路を障害物でふさぐなどの騒ぎとなっているらしい。だが、新型ウイルスを巡っては「フェーズ5」に移行しているのだから、いまさら豚を処分したって仕方がないだろう。バカだな。ここまで、他人のサイトから勝手に引用して勉強してきた僕たちにはチャンチャラおかしいね! イスラム教徒が大半のエジプトでは、豚は「不浄な動物」として敬遠されており、豚の飼育や消費は人口一割弱のキリスト教徒が主に担っているという。北海道新聞の報道では『カイロで豚肉を販売するキリスト教徒のガマル・ハンナさん(47)は「政府は宗教的少数派の立場を気にかけていない」と不満をあらわにしている』『国連食料農業機関(FAO)の担当者は「問題になっているのは人から人へ感染する新型インフルエンザであって、豚から豚へのインフルエンザではない。(エジプト政府の対応は)明らかな誤り」と述べた』

 農林水産省は、繁殖や品種改良用に輸入している生きた豚について、全頭精密検査に切り替えたことを明らかにしている。石破茂農水相も「輸入中止の考えはない」と、検疫を強化しながら輸入継続の方針をコメントしている。
 インフルエンザウイルスは飛沫感染が基本だから、ウイルスに冒された豚を食べたから感染するのではない。「狂牛病」とは違うのだから、毒性部位もない。そのウイルスだって高熱で調理すれば死滅するんだぞ。
 俺には理解しがたいものに心をとらわれて、よけい生きづらくなっている国々。
 無宗教の俺はなんでも食べられる。おかげさまでアレルギーもない。
 丈夫に生んでくれた両親に感謝。

WHO(世界保健機関)の2005年版分類によるパンデミックフェーズ
【フェーズ1 (前パンデミック期)

ヒトから新しい亜型のインフルエンザは検出されていないが、ヒトへ感染する可能性を持つ型のウイルスを動物に検出。
【フェーズ2 (前パンデミック期)
ヒトから新しい亜型のインフルエンザは検出されていないが、動物からヒトへ感染するリスクが高いウイルスが検出。
【フェーズ3 (パンデミックアラート期)
ヒトへの新しい亜型のインフルエンザ感染が確認されているが、ヒトからヒトへの感染は基本的にない。
【フェーズ4 (パンデミックアラート期)
ヒトからヒトへの新しい亜型のインフルエンザ感染が確認されているが、感染集団は小さく限られている。
【フェーズ5 (パンデミックアラート期)
ヒトからヒトへの新しい亜型のインフルエンザ感染が確認され、パンデミック発生のリスクが大きな、より大きな集団発生がみられる。
【フェーズ6 (パンデミック期)
パンデミックが発生し、一般社会で急速に感染が拡大している。
【後パンデミック期
パンデミックが発生する前の状態へ、急速に回復している。

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